4 就職氷河期世代に対する支援策について
【質問(岩下)】いわゆる就職氷河期世代とは、バブル経済崩壊後の1990年代から2000年代の雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った世代である。この世代が抱える問題は、当事者個人の問題にとどまらず、国の経済や社会全体に対しても大きな影響を与えることになる。就職氷河期世代の方々の活躍の場を広げることは、この世代が抱える困難を解消するのみならず、人手不足解消が喫緊の課題となる中、人材活用という観点からも大変有意義であると考える。こうした就職氷河期世代の方々の就労を支援するため、県としてどのような取組を行っているのかたずねる。
【答弁(商工労働部長)】県内3か所に設置の地域若者サポートステーションでは、キャリアコンサルタントや臨床心理士等による個別相談のほか、コミュニケーション能力やビジネスマナー習得のための講座、仕事に踏み出すための就労体験などの支援に取り組んでいる。また、水道町のくまジョブや、県内16か所の各地域振興局に設置しているジョブカフェ・ブランチにおいても、カウンセリングや適性診断、求人開拓によるマッチング支援のほか、オンライン相談やeラーニング講座、ウェブ適性検査などオンラインでの支援も行っている。今後も、就職氷河期世代の方々に寄り添いながら、伴走型で必要な支援を行ってまいる。









