保育園議員連盟と県保育団体の意見交換会が開催され、議連の一員として岩下も出席、保育園の皆さんと意見交換を行った。
保育園側の要望は次のとおり。
1. 人口検証地域保育所の振興対策の実施と地域間格差の是正
(1)過疎地域において園児数が20名に満たない保育所の運営維持のための委託費の保障
(2)障がい児保育の実施・認定に係わる市町村格差の是正
2. 保育士確保施策の充実
保育士修学支援資金貸付等制度の維持・拡充
3. 職員配置基準の改善
(1)保育士配置基準の改善(園児数:保育士数について、1歳児6:1を4:1へ、4,5歳児30:1を20:1へ引き下げ)
(2)園児の人数、アレルギー食や離乳食対応のための調理従事職員配置基準の改善
(3)予備保育士を雇用した場合の県単独補助の創設
4. 保育所施設整備の充実
(1)待機児童のいる市町村だけでなく人口減少地域にも配慮した補助率の設定
(2)子どもが安心・安全に過ごせるための耐震工事の推進
5. 保育の質向上のための研修の充実
県内すべての保育所等職員の研修機会の確保及び研修計画の早期公表
6. 熊本県が進める『熊本復旧・復興4カ年戦略』の充実
引き続き、議員連盟として県行政へ積極的に働きかけ、さらに県を通じ国への要望を展開していくことになる。