大名庭園サミット総会開かる
11月12日熊本で開催される大名庭園サミットの実行委員会総会(会長、三角保之氏)が開催され、当初からのメンバーである岩下も顧問として出席、祝辞をのべた。
サミットには、北から「御薬園庭園」(会津若松市)、「偕楽園」(水戸市)、「小石川後楽園」(岡山市)、「縮景園」(広島市)、「栗林公園」(高松市)、そして熊本市の「水前寺成趣園」の10庭園の民間団体が参加、それぞれの大名庭園を地域の文化振興や観光などに活用する取り組みについて情報を交換し、さらなる活動の活性化をはかることを目的としている。
熊本大会では国指定名勝・史跡であり、日本国民の宝である大名庭園について、全国の同志が熱く語り合い、新たな魅力を発信すると同時に、水前寺成趣園をはじめとした熊本地震からの復興をアピールし、今後の発展に寄与する。
更に今大会では、全国各地の大名庭園が「日本遺産の認定」そして「世界遺産の登録」を目指し、関係機関に働きかけを致しており、その活動報告が行われる予定。
「水前寺成趣園」をはじめ、多くの大名庭園が「日本遺産」「世界遺産」登録ともなれば、その注目度もアップし、観光面での貢献は計り知れない。