今、国内外からの注目が集まっている政治家がいる。それは、石橋湛山だ。本書は、石橋湛山の孫弟子にあたる元衆議院議員の田中秀征と湛山に関する著作もある評論家の佐高信が対談形式で、湛山の思想や真髄に迫りつつ、日本政治に必要な保守本流の考え方や政治家像、さらに日本が世界に対してどう向き合っていくべきかという方向性についても語り尽くす内容だ。世襲や裏金、経済失政、アメリカにものが言えない自民党政治。この自民党の源流とも言える岸信介・清話会だが、戦後、岸ともGHQとも一線を画す湛山。保守本流の源流となった政治家・石橋湛山の真髄に迫る。
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