森林の保護は国土の保全 防災のカギ 環境の保護
立田山は熊本都市圏における自然の森であり、長く市民の憩いの場であった。
いまから40年前、長崎の開発業者が開発を試みたが1年生議員であった岩下は、ふるさとの森乱開発から守るべく立田山の保全を訴えた。その結果、県も保全にのりだし、立田山四季の森整備に取り組んできた。
立田山は、いうなれば熊本都市圏の自然の宝庫であり300種の樹木、野鳥140種、昆虫1500種が生息しているという。同時に林業振興を考える拠点ともいえ、木材と人間の関わりを考える重要な場所となっている。
当センターは、県産材を活用した林業技術研修棟。森林経営に関する研究、林地保全に関する研究、県産木材の需要拡大に関する研究などを行うもの。
県産材の利用促進が進み、木の香りに親しむ住環境が整えられる条件づくりが進むことが期待される。