「くまもと新時代共創基本方針」提案
熊本県議会の11月定例会が11月29日、開会した。2024年度一般会計補正予算や県政運営の指針となる「くまもと新時代共創基本方針」(~2027年度)など33議案を上程。木村敬知事は、提案理由説明の中で、県政運営の基本方針となる「くまもと新時代共創基本方針」について、将来に向けた県全体の持続的発展に向け、こどもまんなか熊本の実現、地域活力に不可欠な人材の育成、農林畜水産業をはじめとするさまざまなな産業の振興、経済と環境の両立、そして安全安心の地域づくりなどの基本的方向性を示した。補正予算案は60億1700万円を追加。8月末の台風10号被害からの復旧では河道掘削や護岸の補修、農林水産関連施設の対応に26億6700万円を計上した。また、畜産農家の営農継続に向け、菊池地域の将来構想に関する事業費1200万円なども盛り込んだ。補正後の総額は8688億3000万円。
提出された議案の内訳は予算関係6、条例関係9、工事請負契約の締結・変更4、基本方針の策定1、その他13議案。会期は12月17日までの19日間。