【大会ビジョン】
「絆 協創 そして前へ」
Connect Create Go Forward
世界中のファンを集めたラグビーワールドカップ日本大会は盛りあがりのうちに終了した。世界16カ国20チームが全国12開催都市で熱戦がくりひろげ、イングランドを制した南アフリカが優勝した。
本県では、10月6日、フランス対トンガ、10月13日ウェールズ対ウルグアイが戦い、県内ファンの熱い声援のなかで大成功に終わった。
両日とも3万人をこえる観客で県内は外国人観客でも混みあった。
県は3年前いちはやく国際スポーツ大会推進部を設置。約50名の職員が不休で準備にとりくんだ。
県民として、また一ファンとして心より敬意を表したいと思う。まだデータはでてないが、かなりの経済効果があったと思われる。
岩下もラグビーワールドカップ2019熊本推進協議会委員としてまた民間の応援団体であるノーサイドクラブの一員として本大会に関与してきたがスポーツで県民の心が一つになったことを心から喜んでいる。
そもそもラグビーはイギリスが発祥であり、イギリスの名門パブリックスクールラグビー校で、1823年。ウィリアム・ウェブ・エリス少年がフットボールのルールを無視してボールをもって走り出したのが始まりとされ、エリス少年が創始者とされ、ちなんでエリスカップとなり、ワールドカップとなった。
ラグビーの精神は、ノーサイドであり、勝者も敗者もなく、お互いをたたえあい敬意を表することにあり、このことは日本の武士道精神に通ずるといえよう。
スポーツを通じて世界がお互い協調していくことはすばらしいことだ。
なお、11月から約1か月間、女子ハンドボール世界選手権大会が本県で開催され、約24カ国からの参加がある。
5会場で熱戦が繰り広げられるが、一昨年、ハンブルグの世界大会にあわせて訪独、世界ハンドボール協会事務局で会長に。
「ハンドボールの裾野拡大のため世界大会では小中学生を招待してはどうか」と提案し、賛同を得た。
結果、県教委は小・中・高の無料招待を決定。希望する児童・生徒8万7千人が観戦する予定。